8戦ぶり無安打のイチローはリードオフマンでも“失格”
マーリンズ・イチロー(41)が掴んだ定位置は、つかの間かも知れない。
21日(日本時間22日)のダイヤモンドバックス戦に「1番・右翼」でスタメン出場。4戦連続でリードオフマンを任されたものの、5打数ヒットなし。連続安打は7試合で途絶えた。
ここにきて開幕から1番を務めてきたゴードン内野手が左手親指脱臼で故障者リスト入り。イチローはナ・リーグの打撃部門で上位に名を連ねていたゴードンの代役を務めるが、リードオフマンの働きとしては物足りない。
ここ3試合でイチローが相手投手に投げさせたのは1打席あたり3球。もともと、マリナーズ時代から早打ちとはいえ、1番打者はファウルで粘るなどして相手投手に球数を放らせるのも重要な役割の一つだ。初球から手を出して凡打に倒れるなど悪球打ちも相変わらずでリードオフマンとしての役目を果たしているとは言い難いのだ。
打撃不振でマイナーに降格している正中堅手のオズナが近日中にも復帰する見込みだ。ジェニングズ監督がオーダーを組み替える可能性もあるだけに、イチローの下位降格は時間の問題か。