さらに8人がB氏と面識 巨人“後出し”で新事実公表のあざとさ
「75年の歴史があるプロ野球はこれまで巨人中心主義でやってきた。江川問題を発端とするドラフト制度の問題、1リーグ制しかりです。今回の4選手もの野球賭博の発覚で盟主から転落し、巨人を中心とした体制は崩壊した。巨人がダメだということは、プロ野球そのものが危機的な状況にあるということを強く認識しないといけないにもかかわらず、NPBや11球団は新たなプロ野球のあり方として確たる巨人への対抗案を提示することなく、依存、追従している。堕落した巨人を改革するために、意見、行動をしていかないといけないのに、ウチも金銭授受をやってましたなどとゾロゾロ出てくる。誰一人として球団幹部は責任を取らない。本当に悪いと思っているのか。巨人に付き合わされたくらいにしか思っていないのではないか。他の11球団は巨人中心の野球界に安住し、巨人の描いたシナリオにのっかっているだけではないのか。プロ野球界は悪い意味で運命共同体に陥っている。球界存亡の機です」
他球団は巨人の賭博発覚を契機に、「オレもオレも」と手を挙げた。もし、高木の一件がなかったら、果たして他球団は発表していたのか。