白鵬の“ラフプレー”に照準 新生「審判部」が相撲を変える

公開日: 更新日:

 早速、影響力を発揮している審判部だが、彼らが「本丸」と見定めているのが白鵬だ。

■出場停止処分も

 いまや張り差し、ヒジ打ち、ダメ押しは常態化。横綱にあるまじき猫だましで、ファンを白けさせたこともある。春場所では土俵を割った嘉風を持ち上げて投げ捨てると、土俵下の井筒審判部副部長(当時)を直撃。全治3カ月の重傷を負わせた。当時は厳重注意止まりだったが、観客を危険にさらしかねないダメ押しがやまないようならば、更なる厳罰は必至。厳重注意の次に重い、出場停止処分もあり得る。

 だが、白鵬も「オレが長年土俵を支えてきた」という驕りがある。八角理事長は本紙のインタビューに、「白鵬のダメ押しは稽古場から直す必要があると思う。あれは不甲斐ない年下力士に、『もっとしっかりしろ』という意味でやっているのでは」と話していた。それが事実ならば、それこそダメ押しは癖になっているのだろう。

 水面下ではすでに、白鵬と審判部が火花を散らしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」