巨人先発“火の車” 二軍でくすぶる高年俸投手に冷たい視線

公開日: 更新日:

 甘くなかった。

 巨人の育成出身ルーキー・長谷川潤(24)が6日、中日戦でプロ初登板初先発。勝利投手の権利を得る目前の五回に逆転されて降板した。8安打1四球2奪三振4失点の内容だった。

 BCリーグ・石川から昨秋の育成ドラフト8位で入団。開幕直後の3月28日に支配下選手登録された。育成ドラフト入団投手の1年目先発デビューは史上初だったが、裏を返せば、それだけ巨人の先発投手陣が火の車ということになる。

 菅野と両輪の働きが期待されたポレダが不振で二軍調整中。1日に高木が中4日の強行先発でKOされれば、4日にはプロ5年目で通算1勝の江柄子を先発させたものの5失点で二軍に逆戻りとなった。

 そこで、改めて厳しい視線を向けられているのが、開幕から二軍でくすぶる年俸4億円の内海、同1億円の大竹寛である。

 二軍でピンピンしている2人は、元エースの内海が二軍6試合で防御率4・28。大竹も前回登板で5失点。いずれもパッとせず、ヒンシュクを買っている。

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