実戦復帰で首脳期待も 巨人クルーズに“春先の男”懸念再発

公開日: 更新日:

「来日1年目の14年はそうでもなかったんだけど、昨年は暑くなるにつれ、成績がジワジワ落ちていったのは確か。メキシコ人だからって暑さに強いとは限らない。日本特有の蒸し暑さが苦手です。だから空調が効いていて真夏も快適な東京ドームを本拠地にする巨人へ移籍したんじゃないか、なんて言われるほど。アテにするなら、5月の今しかありませんよ。夏に向けて失速していきますからね」

 確かに昨季の打率は、5月の.310を頂点に、6月から.278→.247→.235→.193と月を経るごとに下降した。

 現在、巨人のチーム打率はリーグ4位の.248、得点は同6位の125。今季も得点力不足にあえいでいるが、たとえクリーンアップの一角が復帰しても、打線全体が上向くかは別の話である。

 巨人の首脳陣が不安を抱く公称95キロを大幅に上回る「太り過ぎ」疑惑に続き、暑さに弱い不安も浮上。この助っ人に過度な期待は禁物だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”