巨人OB失望…13人目助っ人左腕ガルシアに薬物違反の過去
「ドーピング検査で陽性反応を示したのは、筋肉増強剤の一種、アナボリックステロイドであるナンドロロン。ガルシアはその後50試合の出場停止処分を受けています。走者がいると被打率が3割以上に跳ね上がるピンチに弱いというデータも出ています」
巨人には外国人選手がすでに12人も在籍している。今さらスネに傷のある助っ人が必要か。巨人OBで評論家の高橋善正氏がこう憤慨する。
「迷走ですね。野球賭博問題があって、ファンに厳しい目で見られるシーズン。今年は襟を正して臨まなければならないはず。清原の判決も下りたばかりだというのに、薬物規定違反歴がある外国人選手を獲得しようというのは驚きです。四国の独立リーグから、そこそこの外国人投手を連れてくるくらいなら、今年は負けてもいいから、どんどん若手を抜擢した方がよっぽど未来がある。そもそも『残り2枠は育成選手のために』と話していた球団の考えは理解できるが、あっさり撤回するほどの補強なのか。というより、それほど窮地ということなのでしょう。高橋監督が望んでいるのかも疑問。この日、せっかく初勝利を挙げた内海らのモチベーションも低下するでしょう。OBとして失望しかありません」