“飛ばし屋”渡邉彩香 しぶといプレーで1オーバー決勝進出

コンディション良好な午前プレーでスコアを伸ばした渡邉（Ｃ）日刊ゲンダイ

　後半になっても１１番バーディー、１３番ボギー、１４番バーディー、１５番ボギーと出入りの激しい内容だったが、１７番で６メートルのバーディーパットを入れて７１でホールアウト。予選突破を決めた。

「コンディションのいい午前中のラウンドだったのでスコアを伸ばさなければいけないと思ったが小さなミスが続いた。ボギーをたたいてもバーディーが決まっていたのでプレーに集中でき、アンダーで回れたのは大きい。決勝ラウンドはさらに難しくなるけれど、アンダーパーで４日間を終わりたいと思っている」

　リオ五輪出場もあきらめていない。

　今大会ドライバー平均飛距離は２４８．１ヤードと、フルパワーを出し切っていない。ムービングサタデーに猛チャージをかけられるか、が問われる。