逆転優勝に望みも 巨人“リメークドラマ”は阪神に潰される

公開日: 更新日:

 23日からの広島3連戦で3連勝しなければ、巨人は自力優勝の可能性が消滅する。

 首位の広島とのゲーム差は8。最後のあがきを見せようと、巨人は先発ローテーションを組み替えた。昨年から14連勝中のマイコラス(28)の登板を1回飛ばして初戦にぶつけ、2戦目は中7日でエースの菅野(26)、3戦目にはチーム勝ち頭で中5日の田口(20)を投入。スポーツマスコミが言うところの「必勝ローテ」で逆転優勝に望みをつなげようというわけだが、巨人の敵はなにも広島だけではない。

「広島との直接対決を23日からの3連戦を含めて7試合残しているのが救いとはいえ、広島が残り28試合を5割でいったとしても、巨人は残り31試合を24勝7敗で乗り切らなければ、上には行けない。巨人の選手からすれば、一戦必勝で戦いながら、広島の黒星を待つという状態。ただでさえ精神的にきついうえ、もう1つも負けられないという意気込みに水を差しかねないのが阪神の存在ですよ」(球界OB)

■大きい新井の存在

 実際、今季の阪神は広島にからっきしだ。対戦成績は阪神の6勝17敗。巨人にも6つの貯金を献上しているが、広島にはその上をいく11の貯金をプレゼントしている。リーグ最低のチーム打率.243の貧打線は広島戦になるといよいよ元気をなくし、1試合平均の得点はわずか3.1点。逆に投手陣は、広島打線に1試合平均5.04点も奪われている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」