球団社長は野球の素人 金本監督は“GM兼任”で補強陣頭指揮

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 もちろん金本監督もテイムズの打撃はビデオでチェック済み。獲得を希望しているという。

 今季の阪神の助っ人補強といえば、投手は抑え候補にドリスとマテオ、内野はヘイグを取ったが、いずれも期待を裏切った。FA補強も中日から中継ぎ左腕の高橋聡だけ。6月に獲得した中継ぎ右腕のサターホワイトも含めて、大物は皆無だった。

 シーズン中、やたらと選手の力不足、能力の低さを責めたのは、現有戦力への不満の裏返し。このオフは金本監督の陣頭指揮で、FA糸井、大砲のテイムズ、先発、抑えと、戦力をかき集め、来季は05年以来のペナントを目指すことになるというわけだ。

■掛布二軍監督は複数年契約

 だがしかし、GM兼任の、いわゆる全権監督というのは、好きなようにチームをつくれる半面、大きな責任が伴う。

 金本監督は阪神と、3年とも5年ともいわれる長期契約を結んでいるといわれるが、大金使って、「アレ取れ」「コレも取れ」といって結果が出なければ、自らクビを絞めることになる。

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