来季安泰は菅野と坂本のみ 巨人が“選手総取り換え”大号令

公開日: 更新日:

■チームを一度解体するほどの補強に

 老川祥一オーナー(74)も「(球団として)どういう補強が必要か全体として考えないといけない」と話している。こういう年の巨人は、大補強の嵐が吹き荒れると決まっている。

「安泰なのはエースの菅野と主将の坂本の2人くらい。主力を張った阿部、村田のベテランはもちろん、選手会長の長野でさえ来年はレギュラーが確保される立場ではなくなったともっぱら。渡辺主筆が大号令をかけている以上、フロントはチームを一度、解体するほど補強することになる。今季のチーム打率・251は、広島の・272に2分以上の差を付けられての3位。総得点519は広島684と、200点近く水をあけられています。いくらなんでも打てなさ過ぎ。野手はFAで陽(29=日本ハム)と糸井(35=オリックス)の両にらみ。外国人選手は国内と国外から主砲級の助っ人を獲得する意向で、かつて国内に在籍した外国人も調査対象のようです」(球界関係者)

 投手はどうか。こちらは来週20日に迫ったドラフト会議を中心に、今年こそ即戦力どりに動く。巨人は現在、1位指名候補を6投手に絞っている。大学生は創価大・田中、桜美林大・佐々木、明大・柳、高校生は履正社・寺島、横浜・藤平、作新学院・今井。前出の関係者が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

  4. 4

    神田正輝「旅サラダ」“有終の美”前に拒絶態度は変わらず…沙也加さん元カレ舞台中止で復帰は絶望的

  5. 5

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6

    「朝だ!生です旅サラダ」司会27年半ついに降板…神田正輝が描く引退後の“終活”プラン

  2. 7

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 8

    『SHOGUN 将軍』快挙に木村拓哉の悔恨…『未来への10カウント』出演で大チャンスを棒に

  4. 9

    「SHOGUN 将軍」エミー賞18冠で真田広之が渡辺謙をついに凌駕 「英語力」「謙虚さ」が生んだ逆転劇

  5. 10

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ