CSも対広島戦もさっぱり…ハム大谷は打撃不調どう克服?

公開日: 更新日:

 165キロでメジャーも仰天させた日本ハム大谷翔平(22)。

 しかし、打撃はCSでサッパリだった。ソフトバンク戦5試合は16打数3安打、2打点の.188。対広島戦の成績もいまひとつ。6月の交流戦は3番・DHで3試合にフル出場して、計10打数2安打、1打点の.200。2戦目にジョンソンから今季初の死球を食らって、計5三振を喫している。

 日本ハムは19日、守護神のマーティンが痛めた左足首のリハビリのため帰国。抑え不在で、中軸のバットはますます重要になる。

 大谷は黒田引退のニュースを受け、「最後まで対戦できるチームにいるのは幸せなこと。勉強になる」とコメントしていたが、広島投手陣を打ちあぐんで、結果として黒田の引退に花を添えることにならないか。

「大谷の打者としての修正能力は、投手としてのそれよりもたけているというのは首脳陣の一致した見方。心配いりませんよ」と、さるOBがこう続ける。

「シーズン中の大谷は基本的に投手。打者としての練習はほとんどしていませんから、中田が『練習するのがバカバカしくなる』とボヤくのも当然と言えば当然です。打者として飛び抜けた高い修正能力に加えて、練習量の少なさを補っているのは思考。大谷はとにかく、暇さえあれば打撃のことばかり考えていると聞きました。CSに入ってからっきしだった打撃はしっかり修正してくるでしょうし、広島投手陣の内角攻めへの対応も準備していると思いますよ」

 22日からの日本シリーズに備えて20日、札幌から空路、広島に入った大谷は、「とにかく、しっかりした野球を続けていくことが大切だと思う。全力でぶつかります」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末