バドSファイナル好発進も タカマツV2に中国若手ペアの壁
バドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル(ドバイ)が14日に開幕。各種目1次リーグが行われ、リオ五輪女子ダブルス金メダルで14年以来2年ぶりの頂点を目指す高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組は同じ日本の福万尚子(24)、与猶くるみ(24)組を21-19、21-19で下した。
今大会はスーパーシリーズ上位と五輪金メダリストら8組が出場。1次リーグは2組に分かれて総当たりで行われ、各組2位までが準決勝に進出する。
順当ならタカマツペアの1次リーグ突破は確実とみられるが、2年ぶりの優勝には中国の若手ペアが立ちはだかりそうだ。
昨年の世界ジュニア選手権覇者で、今大会の優勝候補の一角である陳清晨、賈一凡の19歳ペアだ。伸び盛りの中国ペアは今季のフランスオープンでスーパーシリーズ初優勝。そのフランスオープン準決勝でタカマツペアは敗れており、高橋、松友とも「若くても実力がある」と口を揃える。
タカマツペアは、中国ペアを倒して優勝賞金8万4000ドル(約980万円)を獲得できるか。