なぜ帝京(東京)コーチ辞任? 帝京第五の小林監督に聞く
23日に登場する帝京第五(愛媛)は強豪・帝京(東京)の系列校。チームを率いるのは帝京・前田監督の下で9年間コーチを務めた、元ロッテ投手の小林昭則監督(49)だ。昨年4月に就任し、いきなりのセンバツ出場。就任のいきさつなどを聞いた。
――就任後、どうやってチームを強くしたのですか。
「いろいろと変えた部分はあります。例えば食事。私が来た当初は、食べるという点がおろそかになっていた。やはり、しっかり食べて体を大きくしないと強くはなれませんから。打撃練習の時間も大幅に増やしました。守備はもともと良かったからです。ノックでもエラーはしませんし、試合でも少ない。そこそこ守れるのならば、あとは打つ方を鍛えるべきだ、と。相手より1点でも取る打力がないと、どんな試合にも勝てませんからね」
――そもそも、なぜ帝京のコーチを辞めたのですか? 前田監督とケンカをしたのですか?
「まあ、それはいろいろと事情がありましたから」
――帝京五の監督を務めることになった経緯を教えてください。