早実は? 春のセンバツ初戦で「勝つ高校」「負ける高校」
第89回センバツ高校野球大会(19日から休養日を含む12日間)の組み合わせが10日、決まった。日刊ゲンダイ恒例、1回戦全16試合の行方を占ってみる。
■第1日(19日)
第1試合は至学館が呉との初出場対決に勝つ。第2試合は日大三と履正社、東京VS大阪の優勝候補同士が激突。明治神宮大会優勝の履正社が激戦を制す。
「履正社は、188センチ安田、182センチ若林ら大型選手が揃い、力でねじ伏せられるチーム。明治神宮大会決勝で早実に11-6で打ち勝った試合が象徴的。対する日大三のエース左腕の桜井は、140キロ超の直球とタテのスライダーが武器。東京大会決勝で早実打線から14三振を奪い、清宮を5打席連続三振に打ち取りながら、しかし、8失点で敗れた。履正社の強力打線を抑えるのは難しいとみています」(スポーツ紙・高校野球キャップ)
第3試合は智弁学園が熊本工を倒す。
■第2日(20日)
第1試合は盛岡大付が高岡商を下す。第2試合は永田監督が今大会後に勇退する報徳学園が多治見に勝つ。第3試合は前橋育英が中村に勝つ。中村は高知大会で明徳義塾を破っているが、姿を消すことになりそうだ。