ゲレーロ争奪戦も 米国不作で国内優良助っ人にバブル到来

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「今オフは国内の優良助っ人が人気を博しそうです」

 メジャーに詳しいスポーツライターがこう言った。

「12球団は、今オフに備えたメジャー視察を一通り終えた。日本の球団が狙うのは、メジャーでは球速や球威、パワーが足りず、メジャー昇格のチャンスが少なくなった30歳前後のマイナー選手。真面目で手を抜かないという性格面はもちろん、投手ならそれなりの球速と制球力があるとか、野手なら打撃フォームにクセがないとか逆方向にも打てる選手が日本での活躍が見込めるのですが、そういった選手が非常に少ないというのです」

 海外の新助っ人候補が例年よりも“不作”なら、日本で活躍する助っ人選手の価値は上がる。

 オリックスが25本塁打を放つロメロ(28)らとサッサと契約を延長、ヤクルトも31本塁打のバレンティン(33)を残留させる方針なのはそんな背景があるからだ。13勝をマークする巨人のマイコラス(29)ら今年限りで契約が切れる優良助っ人は、例年以上に人気となりそうだ。

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