2年連続V逸 後進急成長で石川佳純の東京五輪に“黄信号”
「危機感や焦りがあることはありがたいこと。美誠ちゃんも美宇ちゃんも打点が早いと思うし、サーブやレシーブで普段はやらないプレーを出して工夫しながら変化を出してやっているのはうまいと思うので、そういう部分は吸収したいと思う。『見て学ぶ』まではいかないけど……」
ロンドン五輪団体で銀メダルに貢献した平野早矢香(32)はリオ前に31歳で引退。ロンドンとリオで団体のメダル獲得に貢献した福原愛(29)はリオを最後に第一線を退いた。
「順番」でいけば石川は東京が最後の五輪となるわけだが、そのときには27歳になる。卓球の女子団体は年長の五輪経験者がチームのまとめ役となってきた。しかし、伊藤はすでにリオを経験してメダルを取り、平野もサポートメンバーとして帯同していた。“ベテラン”石川はどこまで若手にあらがえるか。