羽生に続きメドベージェワも欠場 世界選手権は熱狂半減
女子フィギュアで平昌銀のエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)が、世界選手権(21日開幕・ミラノ)を欠場するとロシア・スケート連盟が発表した。
昨年11月に右足甲の骨にひびが入っていることが判明。1月の欧州選手権で復帰したが、平昌五輪は15歳の後輩・アリーナ・ザギトワ(15)に僅差で敗れた。
今年の世界選手権は1966~68年に3連覇したペギー・フレミング(米国)以来、50年ぶりの3連覇がかかっていたが、ジャンプ時にかかる右足への負荷を制限するため、医師の判断でストップがかかった。
男子も昨年優勝、平昌五輪連覇の羽生結弦(23)が右足首の治療のために欠場する。男女ともディフェンディングチャンピオンの不在は主催者にとって痛手。メドベージェワ・ファンにとっても、日本選手には真似のできない華麗な滑りが見られないのは残念だ。