著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

ボクシング世界王者が失恋でKO 男なんてモロいもんよ

公開日: 更新日:

 プロボクシングWBCスーパーフライ級に、シーサケット・ソールンビサイ選手って、タイのたいへんに強いチャンピオンがいる。31歳になった今年、17年間付き合ってた彼女からSNSで破局を宣言されて、おまけに新しい彼氏の写真までアップされたもんで、ショックのあまりボクシングが続けられなくなったというニュース(読者は知らんだろうな、オレも知らんかった)。

 次なる世界戦に、なにくそ! と彼女を奪った男と挑戦者をダブらせてぶっとばしたる! ト、まあな、チャンピオン防衛へネジを巻くよすがとすればよかろう、とか、ポジティブシンキングで乗り越える方策もあろうが、シーサケット選手はシー(彼女)との関係がサケッちまって、立ち直れんらしいのよ。

■ジジイ死んで化粧濃くなり…

 気の毒この上なく、一日も早く失恋の痛手から立ち直られることをお祈り申し上げ、わたくしのご挨拶とさせていただくことでもねえが、いやナニ、これでフト思い出したのが、野球だけならともかく、他のスポーツでも物議を醸す発言、女子テニス大坂なおみ選手が試合中に感情が抑えきれなくなって泣きだしたのを「女の子だねえ、失恋でもしたかな」と張本勲がコキやがった件な。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方