新助っ人は刺激になるか 虎ロサリオが抱える決定的“欠陥”

この三振で二軍行きが決定（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ロサリオはメジャー通算７１本塁打の看板を引っ提げ、阪神と年俸３億４０００万円で契約。選手としての格や実績は冒頭の外国人よりはるかに上だし、その分、プライドも高い。何より重要な「日本の野球に対応する意欲」が果たしてどれだけあるか。

　ファームでは矢野二軍監督の指導を聞き入れ、これまで見せたことのないような右方向への打撃にも取り組んでいる。ナバーロの存在が刺激になって目の色を変えたならともかく、そうでないとすれば、阪神は３億４０００万円をドブに捨てたことになる。