ベイ最下位脱出の救世主 ソトは“お得意”燕相手に悪癖修正
「魔の火曜日」から脱出した。
DeNAは7日、ヤクルトに勝って最下位を脱出。火曜の連敗も「9」で止めた。救世主は先制2ランを放ったソト(29)だ。
6月には23打席無安打とスランプに。最近またこのときと同じ“症状”が出始めていた。小川打撃コーチはこう言う。
「バットコントロールはいいんだけど、器用すぎるからこそいろんな球に手を出してしまうし、実際に当てられてしまう。23打席ノーヒットのときがあったでしょ。最近もまたそのときと同じような状態になっていた。インサイドにも外にも広げすぎていたので、本人には『もっとゾーンを絞って打席に立った方がいい』と話してね。そうしたらすぐに順応してくれた。もともとすごい集中力の持ち主だから、これからも続けてくれたら」
ソト本人も「状態自体は悪くなかったけど、先週はボール球を振ってしまう傾向があったので、ストライクゾーンを絞った」と話した。
ソトは前回までのヤクルト戦3試合で打率.429、先発の小川に対しても.429とお得意さまにしていた。大好物相手のリハビリが奏功した。