赤っ恥最下位で阪神OBが提言「大山を4番三塁に固定して」

公開日: 更新日:

 が、問題は金本監督にその腕と覚悟があるかどうかだ。大山に期待していることはよく分かる。スポーツ紙では、わざわざ自宅に呼びつけてハッパをかけたと報じられた。今季は昨季ゴールデングラブ賞の鳥谷を二塁に押しやり、三塁のポジションを与え、開幕当初はスタメン起用し続けたが、不振で6月下旬には二軍落ちさせてしまった。

 金本監督が就任してからというもの、阪神の若手は長続きしない。1年間はよくとも、2年続けて結果を残せない。昨季20本塁打の中谷がその象徴だ。「選手間の競争をあおり、いい状態の選手を優先的に使う」と言えば聞こえはいいが、コーチが、調子が落ちた時に技術を修正できなかったり、指揮官自身のこらえ性のなさも育成下手の原因になっているのではないか。

 就任3年目で最下位転落という最悪の事態。もはや金本監督に結果を期待することは難しくなった以上、せめて「未来の大砲」と心中するくらいの覚悟を見せてもらいたいものである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末