「ナオチ」自身はアイデンティティーに区切りがついている
そんなことを言い出したら“外人”だらけで、先週末に行われた国別対抗戦デ杯のエース、ダニエル太郎は父が米国人で14歳からスペインに住んでいる。
ダブルスのマクラクラン勉はニュージーランド人で昨年、日本国籍に変えたばかりだ。
父が豪州人のサンティラン晶という期待の若手は、日本でしつこく所属を聞かれ、頭にきて、日本に移した国籍をまた豪州籍に戻してしまった。
東京オリンピックまでにグランドスラムは7大会もある。本人が日本人というならそれでいいじゃないか――国民栄誉賞を早急に検討すべきだ。