貴乃花が後援者を激怒させた 巡業部長時代の“居留守”事件

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 4日、貴乃花(46)が議員会館に赴き、馳浩元文科相と面談を行った。

 これには報道陣も「すわっ、参院選の出馬打診か!?」と色めき立つも、貴乃花は「今日は引退の報告だけ」と、ウワサを否定。もっとも、貴乃花は今年3月に内閣府に告発状を出し、取り下げたとはいえ、内容はいまだに否定していない。ここにきて議員会館を訪れたのは、相撲協会を外から揺さぶる目的もあったのではないか、とみる向きもある。

■広告や協賛を取り下げ

 しかし、協会で職務放棄を繰り返した貴乃花の言葉に、どれだけの説得力があるのか。

 巡業部長時代を知る親方は「あれにはほとほと参った」と、こう話す。

「巡業中、地元後援者や勧進元などが挨拶に来たとき、対応するのも部長の仕事。慣例だし、それが礼儀じゃないですか。でも、貴乃花は会場にいながら知らんぷり。自分では挨拶に行かず、副部長の玉ノ井親方(元大関栃東)に対応させていた。貴乃花がその場にいることは後援者も知っているだけに、『あまりに失礼じゃないか』と激怒した人は数知れず。広告や協賛を取り下げた後援者も複数いた」

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