大学時代の苦い経験…僕が必ずリストバンド着けていた理由
休むわけにはいかないと腹をくくった僕は、手首をテーピングでぐるぐる巻きにして、特注のプロテクターを作ってもらって全試合に出場しました。
とはいえ、故障はしないに越したことはありません。プロ入り前、野村徹監督からは「プロでやるなら死球のよけ方とか、そういうところも含めて、レベルアップしないとダメだ。ケガをしたら、プロではやっていけないぞ」とアドバイスを受け、それからは必ず左手にリストバンドを装着するようになりました。
今思うと、プロで一度も大きなケガをしなかったのは、この4年秋の苦い経験が生きたのだと思います。 (つづく)