育成ドラ4が支配下登録 G坂本工に課せられる“払拭”の重責

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 巨人坂本工宜(24)が4日、支配下選手登録された。関西学院高時代は控え外野手だった。関学大では準硬式野球部に所属し、大学2年で投手に転向。2016年育成ドラフト4位で入団した異色の経歴の持ち主だ。

 プロ1年目は三軍、2年目は二軍が主戦場だった。3年目の今季、春のキャンプは二軍スタートながら、宮崎での紅白戦でアピール。沖縄2次キャンプから一軍に昇格し、4試合連続で好投を続けていた。

 巨人のファームのコーチによると、入団当初から投球フォームを自身で解析したり、イチローも行う初動負荷トレーニングを取り入れるなど、意識は高かったという。休日を返上して練習を行うのは当たり前。そんなストイックさで、周囲が一目置く存在だった。

「でも……」とこのコーチが証言する。

「近くへの送球、特にバント処理など三塁への送球が苦手で、一時はイップスに悩んでいました」

 投手コーチや野手コーチに包み隠さず相談し、これを克服したという。

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