大船渡・佐々木に阪神熱視線で…“藤浪の二の舞”懸念する声

公開日: 更新日:

■藤浪の導き方

 この監督が心配するのも分からなくもない。

 何しろ、阪神では10年に1人の逸材と言われた藤浪晋太郎が深刻な不振に陥り、完全に頭打ち状態になっている。

「藤浪は高卒1年目から2ケタ勝利を挙げたが、結局のところ持て余してしまっている。導き方にも問題があります。日本ハム大谷翔平を『外出許可制』にしたり、グラウンド外のことにも目配りした。阪神は1年目からチヤホヤするばかりだった。既婚者などの事情がなければ、高卒選手は5年以上を寮で過ごす決まりがあるにもかかわらず、1年前倒しで退寮させた。ミーティングに遅刻したり、球団の指導体制にも問題があるのではないか。他の若手も軒並み、伸び悩んでいる。そういう球団には選手を送りたくない、と思っている指導者は多いですよ。今の子たちは自分をしっかり育ててくれる球団を希望するケースが多く、選手も阪神のような球団は敬遠しがち。佐々木君のような選手は、育成に実績がある球団に行った方がいいですよ」

 とは、さる関西地区のアマ野球指導者。

 佐々木を同情する声は少なくないようで……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末