大砲2人同時抹消でも勝利 巨人に助っ人野手はもういらない

公開日: 更新日:

 巨人は6日、GW10連戦最終戦となるDeNA戦の前に、大幅なメンバーの入れ替えを行った。

 ゲレーロ、ビヤヌエバ、畠の3選手が二軍落ち。リリーフ右腕のアダメス、スイッチヒッターで内外野が守れるマルティネス、二軍の4番・北村の3選手が一軍に昇格した。

 原監督にとってゲレーロ、ビヤヌエバの大砲2人は誤算ではないか。

 2017年に中日で本塁打王のタイトルを獲得し、巨人2年目のゲレーロは、30試合で打率.226、4本塁打、13打点、得点圏打率.200。ビヤヌエバは昨年在籍したパドレスで20発を放ち、クリーンアップ候補として、今季FA加入した丸と並ぶ大型補強の目玉の一人だったが、29試合で打率.235、5本塁打、13打点、得点圏打率.167と期待外れだった。

 2人は最近10試合でともに打率1割台。助っ人が2人ずつ4人同時に入れ替えとなるのは異例である。

 この日、純和製スタメンで臨んだ巨人は、坂本勇のリーグトップに躍り出る2本塁打など、昨季6試合で0勝5敗と苦戦したDeNA先発の東を攻略。11安打10得点で快勝した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド