久保ら代表諸君「ボールにかじりついてでもゴールを!」
チリ戦に法政大のFW上田が先発した。相手GKを抜き去ってからのシュートを外したり、左からのラストパスをスライディングしながら右足を伸ばしてもヒットさせられなかったり、彼だけで2、3点は取れていたと思う。いや、ボールにかじりついてでも決めないといけない場面だった。
日本は前半の終盤に失点し、後半9分に2失点目を食らい、1点を返そうと焦って攻守のリズムを崩して同37、38分と連続失点。ジ・エンドだ。
日本が先制していたらどうなったか? 後半序盤のゴールが日本のモノだったら? 試合展開も変わっただろうし、サッカーでは屈辱的な0―4というスコアではなかったように思う。
18歳のMF久保は、それなりにアピールできたんじゃないかな。しかしながら、彼も「何もなしえていない」。アシストもゴールも、もちろん勝利もつかんではいない。
日本時間21日(午前8時キックオフ)のウルグアイ戦は結果を手にしていない久保、悔しい思いをしている上田、失点に絡んでしまったDF陣の奮起を待ちたいと思っている。