久保ら代表諸君「ボールにかじりついてでもゴールを!」
南米選手権の初戦で森保ジャパンが、チリを相手に0―4と一方的なスコアで負けを喫した。
もっともシュート数を見ると日本の12本に対してチリは16本。さして遜色のない数字だし、ゴールの予感が漂うビッグチャンスもあった。それなのに無得点で大差負け……。
サッカーがゴールを奪い合うスポーツである限り、どうしたらゴールにボールをねじ込むことができるか? これが永遠の課題となる。言葉にすると「決定力の差」ということになるが、これがまた厄介極まりない。
あまり精神論に走るのもナンだが、自分自身を振り返っても「絶対に決めてやる!」という気概がないとボールはポストなどに嫌われたり、相手GKのビッグセーブにあってしまう。どんなに不細工な格好でも、ゴールネットを揺らしたモン勝ち。かつて後輩ストライカーにアドバイスを求められたときに「ボールにかじりついてでも入れてこい!」と助言した。
要は「キレイなシュートじゃなくていい。体のどっかに当たって入ってもゴールはゴール。とにかく点を取ることに集中しろ」というコトや。