凄まじきロッテの商魂 藤原を“看板”に売上前年比400%増

公開日: 更新日:

 チーム一の「看板商品」になっている。

 1日、ロッテが開幕3連戦のオフィシャル写真をWEB限定で販売開始した。選手1人につき20枚限定で直筆サイン入りパネルも販売され、値段は1万5000円。開幕戦にスタメン起用され、プロ初安打を記録した藤原恭大(18)のサインパネルは即完売した。

 ロッテは昨年4月に写真販売を始めたが、注目ルーキーの藤原が入団した今季からは新人入団会見や合同自主トレ、キャンプの写真も追加。音声付きフィギュアの発売も今年からスタートさせ、第1弾は藤原を起用している。

 開幕戦のチケットは、54年ぶりの高卒新人開幕スタメンをひと目見ようと、1週間以上前に完売。グッズも飛ぶように売れ、とにかく藤原サマサマなのだ。

 振り返れば、春季キャンプも藤原一色だった。「背番号2」が動くたび、黒山の報道陣が民族大移動。甲子園スターに多くのシャッターが切られる一方で、その様子をベンチで見ていた先輩ナインからは、こんなヤジも飛んでいた。

「何もしてないのに、歩いただけでいっぱい写真撮られて、ええなあ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ