村上、坂本、ソト…セの本塁打王&打点王争い 獲得は誰?
ベテランか助っ人か、それとも10代の若手が手にするのか。
セの本塁打王、打点王争いが熾烈を極めている(別表参照)。ソトが本塁打王を獲得すれば、昨季に続いて2年連続。それ以外はいずれも初タイトルになる。
残り25試合を切った終盤戦。誰が頂点に立つのか。
村上は神宮で16本塁打を打っており、9月は本拠地で9試合。うち3試合は球団別最多の7本塁打と相性のいい広島が相手。懸念は甲子園が5試合残っていることだろう。阪神相手には5本でも、甲子園では今季1本しか打っていない。
ソトも16本打っている横浜スタジアムが残り10試合。今季8本の巨人戦は6試合あり、うち5試合が本拠地だ。しかし、1本しか打っていないナゴヤドームでの試合が6試合もある。
一方、坂本勇は20本塁打と量産している東京ドームは6試合だけ。3本ずつ打っている神宮と横浜がいずれも5試合残っており、ここでどれだけ稼げるかが勝負の分かれ目になりそうだ。
打点王争いで有利なのは6番を打っている村上だ。3番山田哲は出塁率4割を超えており、4番バレンティン、5番雄平も同3割5分前後。いずれも長打率が高く、彼らが出塁すれば村上が打点を挙げるチャンスも増える。