ビーチ代表がタチヒに勝利 ラモス監督の一喝でチーム豹変

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 ビーチサッカーの日本代表が28日、兵庫県明石市大蔵海岸公園で行われた国際親善大会で強豪タヒチ代表と対戦。4-4の同点から突入したPK戦を5ー4で制し、格上相手に勝利を収めた。

 第1ピリオド3分にFP大場崇晃が先制ゴールを叩き込んだ。しかし4分、9分、12分と立つ続けにゴールを奪われ、日本は第2ピリオドを終わって2ー4とリードされた。ここでエネルギッシュな指揮官の登場だ。  ビーチ日本代表監督のラモス瑠偉が吼えた。

「選手から<自信を持ってチャレンジする><勇気をもってトライする>気持ちが消え失せ、プレー自体にも戸惑いが感じられた。こうなるとチームのコンビネーションも悪くなる。ワタシは雷を落としました。選手たちに『私たちはアジアチャンピオン。たとえ負けるにしても、精いっぱい戦ってから『負けようじゃないか!』と伝えた」

 ラモス監督が一喝すると選手たちは息を吹き返し、それまでとは見違えるような動きを見せるようになった。第3ピリオド8分にFP松尾那緒弥が、終了間際にFP奥山正憲がゴールを決めて同点に追い付き、PK戦を5ー4でモノにした。

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