タータンはスコットランド代表とキャンプ地長崎の友好の印
アザミは胸のエンブレムや国歌「フラワー・オブ・スコットランド」でもお馴染みである。
今大会のジャージーはキャンプ地・長崎との友好で生まれた柄=通称「長崎タータン」が加えられていることでも話題を集めている。
デザインは本家を踏襲しつつ、ベースカラーを長崎ラグビーフットボール協会の緑に、柄になるラインの色を県花のアジサイ色に差し替えてある。
スコットランドラグビー協会から特別に贈られたもので、登録名は「Scottish Rugby Union(City of Nagasaki)」。
ジャージーの襟をめくると裏側が長崎タータンになっている。なかなか粋な計らいではないか。
タータンといえばキャンディ・キャンディ、ベイ・シティ・ローラーズ、セックス・ピストルズなど50~60代の世代が青春時代を振り返るといろいろな思い入れがあるはずだ。
甘酸っぱい記憶を胸にジャパンの相手ジャージーを眺めてみるのもいいかもしれない。もちろん勝負は別の話だが――。