判定批判は当たり前 タウンゼントHCには「ナイト」の称号

公開日: 更新日:

グレガー・タウンゼントHC(46歳)

「日本は信じられない判定にも救われた」――。

 日本がボーナスポイントを得た5日のサモア戦のレフェリングについて、タウンゼントHCが痛烈に批判している。

 サモアボールのスクラムで相手のスクラムハーフ(SH)がボールを真っすぐに投げ入れなかったことからペナルティーを取られ、日本側のスクラムに。このスクラムを起点に日本は4つ目のトライにつなげた。

「あれで(サモアのSHが)反則を取られるなんて見たことがない」と判定に不満を漏らしたのだ。

 タウンゼントHCによるレフェリー批判は珍しいことではなく、時にはその発言が物議を醸すこともある。歯に衣着せぬ発言から激情家と思われがちだが、英国ではそれなりの地位を築いている。

 スコットランド代表キャップ82。現役時代はCTBやFBとして5カ国対抗戦を優勝に導くなど、現役時代の実績が高く評価されている。1999年には「大英帝国勲章(MBE)」を授与され、「ナイト(Sir)」の称号を得ている。

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