甲子園危機も…U18アジア選手権は台湾球界のドンが後押し
このままではU18の開催すら危ういとの見方もあるとはいえ、希望は残されている。
全日本野球協会(BFJ)は、4月上旬に予定通り開催する方向で調整中と発表。
改めて日刊ゲンダイが同協会に問い合わせると、「主催のアジア野球連盟より、『(4月27日の)現時点では予定通り9月6~12日の日程で開催する予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大状況により日程を延期する可能性はある』との通知が来ております」と回答。
各世代の代表チームの事業を担うNPBエンタープライズは、「(4月27日の)現時点では開催を中止、延期するという話は来ていません」とのこと。
放送関係者がこう言う。
「大会組織委は6月下旬をメドに日程等の調整を行う予定です。4月末の時点で台湾でのコロナ禍は終息に向かい、プロ野球は無観客ながら開催している。日本が8月時点で合宿を行い、9月に選手団を派遣できるかどうかにもよるが、同じく台湾で7月に開催される予定だったU12(台南)は中止ではなく暫定的に11月に延期された。U18についても9月開催が実現できない場合は中止ではなく、延期という形で落ち着く可能性が高い」