高卒で入団 プロ1年目のユマキャンプで実感したプロの凄み
1986年の春と夏に甲子園に出場しました。センバツは2戦目で新湊(富山)に敗れたことは前回書きました。
夏は千葉県中の学校が「打倒・拓大紅陵」に燃える中、順当に勝ち進めたことが自信になりました。決勝では、後にヤクルトに同期入団する土橋勝征擁する印旛高校を撃破。甲子園では初戦で岩国商(山口県)を破りましたが、春と同じく2戦目で負けてしまった。
相手は東洋大姫路(兵庫)。後にメジャーリーガーとなる長谷川滋利とこの年のドラフトで阪神に2位指名される嶋尾康史が投手の二枚看板として名を馳せていました。
スコアは0―1。勝てたはずの試合なんですよねえ……。なにせ、向こうはたったの3安打。こっちは7安打を打ち、試合内容では押していたのに、肝心なところであと一本が出なかった。長谷川らが凄かった……というよりは、単に打てなさすぎました。
この年、僕はヤクルトから4位指名されて入団するわけですが、プロへの思いは「指名があればいいな。できれば在京球団がいいなぁ」という程度。ドラフトにかからなかったら社会人のNTT関東に行くことが決まっており、ドラフト当日も普通に授業を受けていました。