ジョコ主催慈善大会でコロナクラスター…本人も感染の悲惨

公開日: 更新日:

 本人もやられた。

 世界ランク1位のノバク・ジョコビッチは23日、自身が新型コロナウイルス検査で陽性になったことを明らかにした。

 ジョコが母国セルビアなどで主催した非公式の慈善大会「アドリア・ツアー」がクラスターの発生源となった。

 6月13日にセルビアのベオグラードで開幕した同大会に参加していたボルナ・チョリッチ(同33位)、グリゴール・ディミトロフ(同19位)、ビクトル・トロイツキ(同184位)の3選手の他に、ジョコとディミトロフのトレーナー、トロイツキの妻も検査で陽性が確認された。

 そしてこの日は、ジョコ本人まで感染していたことが判明した。

 ちなみに、同大会に参加していたマリン・チリッチ(同37位)とアレキサンダー・ズベレフ(同7位)は陰性だったが、14日間の自主隔離に入っている。

 ジョコが主催した大会には1日約4000人の観客が入り、座席の間隔を空けずに密で観戦した者もいた。マスクをしている者もごく少数。選手もこれまで通り、試合後に握手やハグを行っていた。しかも、大会後のパーティーではドンチャン騒ぎをやっていたというから、主催者であるジョコの感染防止の意識の低さにツアー仲間からも批判の声が上がっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  2. 2

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ

  3. 3

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  1. 6

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  2. 7

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  3. 8

    堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

  4. 9

    「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材

  5. 10

    虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る