冨安健洋に“人材不足”リバプール移籍が浮上 ミランより吉

公開日: 更新日:

 英プレミアの強豪リバプールが、約6年ぶりに<欧州CLにおける地元での90分の敗戦>の屈辱だ。日本時間26日午前5時開始のアタランタ(イタリア)戦で0―2と完敗を喫したのである。

「CBのファン・ダイクとジョー・ゴメス、右SBアーノルドら主力DF陣の戦線離脱」が敗因として挙げられる。この日クロップ監督は、苦しい台所事情から19歳コンビのCBリース・ウィリアムズ、右SBネコ・ウィリアムズを先発させた。

 が、不安定な守備がチーム全体に悪影響を及ぼし、後半の60分に先制された直後のFWフィルミノやMFジョッタら<4選手同時代え>も功を奏さず、同85分の日本代表MF南野の投入も屁の突っ張りにもならず、終わってみればリバプールのシュート4本(ゴール枠内0本)―アタランタ9本(枠内4本)と数字の上でも勝ち目なしだった。

 そういえば23日にクロップ監督が「過密日程に一体、誰を起用すればいいんだ? 攻撃的な選手はいるが残りはみんな子どもたち」と現地メディアに不満をブチまけている。


 リバプールは11月3日にCL、8日にリーグ戦、代表ウイークを挟んで22日にリーグ戦、アタランタ戦を消化して28日にリーグ戦、12月1日にCL……とハードスケジュール。今のうちに年明け1月の移籍マーケット解禁に向けて即戦力DFをリストアップし、予備交渉を進めておかないとヤバいことになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”