G菅野獲得にヤンキースも色気…日本S敗戦投手でも魅力な点

公開日: 更新日:

巨人と太いパイプ

 そんなチーム事情があって、来季の巻き返しに向けて白羽の矢を立てたのが菅野というのだ。

 ヤンキースは巨人と業務提携。後藤野手総合コーチや二軍監督、コーチを務めた岡崎郁氏はかつて、ヤンキースのマイナーにコーチ留学の経験がある。

「ヤンキースは巨人と太いパイプがある。それだけにメジャー志向の強い菅野の情報はある程度、入手しているかもしれません。菅野は大きな故障がないことが強み。腰痛以外では2014年に右肘靱帯を部分損傷していますが、いまも150キロの速球を投げているところをみると、少し傷がある程度ではないか。シーズンを通して大きな離脱が一度もない点はセールスポイントになる。15年のプレミア12や17年のWBCで米国相手に好投したことは評価しているでしょうし、菅野のポスティングが正式決定すれば、体の情報も含めて本格的な調査を始めると聞いています」とは放送関係者。

 日本シリーズは初戦に先発して6回を6安打4失点とパッとしなかったが、海の向こうではメジャー屈指の名門球団が虎視眈々と獲得を狙っているようなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド