朝乃山は稽古不足で悪癖が…御嶽海に完敗で目覚めはまだ先

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 何をしに土俵に上がったのか。

 カド番大関の朝乃山(26)が12日、結びの一番で御嶽海に完敗。立ち合いから左脇を固める小結に対して何もできず、一瞬で押し出された。

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 朝乃山は187センチ、174キロの体格を誇り、右四つになれば誰にも負けない自信を持っているという。その半面、この日のように立ち合いでまわしを取れないと、何もできないまま負けるケースが少なくない。

 かつての朝乃山には、そうした“悪癖”はなかった。大関に昇進し改めて右四つが注目されたことでマークがさらに厳しくなり、本人も四苦八苦しているのか。

 親方のひとりは「いや、純粋に稽古不足でしょう」と、こう続ける。

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