G加入の梶谷が“孤独な自主トレ” その先はガッツか陽岱鋼か

公開日: 更新日:

 ただし、「そっち側」ではない可能性もある。「2年前(18年8月)には肩を手術しているので……」と言う梶谷は「ケガをしたくない」と何度も繰り返した。腰や指など故障歴は多い。32歳にして4年(総額8億円)という破格の年数の契約を結んでいる。よほど故障が怖い様子である。

 FA入団の外野手で故障といえば、5年契約5年目を迎える陽岱鋼(34)だ。長期契約を結びながら、左手を骨折したり、腰痛を発症したりとケガに泣かされ、打率は2割3~7分を行ったり来たり。一年を通じて戦力になれない。昨季はピンピンしていたのに、原監督に見限られ、二軍に放置されていた。

 マイペースな左打者・小笠原、丸の方か、はたまた、すぐに故障で離脱する陽の方か……。「自分がやるべきことをやるために1人で練習をやっている。人に構っているヒマなんてない」と孤独トレを敢行中の梶谷。小笠原も他人とつるむことを嫌った。少なくとも言うことはガッツに似ている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド