大関貴景勝 実質2カ月17kg減が波紋…短期ダイエットの吉凶

公開日: 更新日:

 鏡餅のように肥え太った体形から、大福餅くらいにはなったか。

 14日に初日を迎える3月場所に向け、183キロから166キロと17キロ減量した大関貴景勝(24)。初優勝を果たした2018年11月場所の160キロに近くなった。

 身長・体重などを計測する健康診断は、9月場所前と3月場所前の年2回。183キロというのは去年9月時点の数字なので、半年で17キロ落としたことになる。

 これだけ聞くと長期的に体を絞ったことになり、カド番脱出への期待も高まるが、本当にそうだろうか。というのも、貴景勝の体格は昨年11月場所、そして先場所もほぼ変わらず。特に先場所は腹回りの肉がパンパンに膨れ上がり、その影響か圧力が相手に伝わらず、むしろ押し負ける場面も目立った。

 結局、左足首を負傷し、途中休場。これには解説者の北の富士氏(元横綱)をはじめ、角界から「いい加減、痩せるべき」との声が上がっていた。貴景勝は「(減量は)意図したわけじゃない。鍛え方を変えただけ」と話すが……。

 親方のひとりは「実質2カ月間で17キロも減量したことになる」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に