エ軍が開幕ダッシュに成功!好調の要因と大谷初POへの課題
「昨年のリリーフ防御率4・63はリーグ10位でしたが、今年の陣容は平均以上になった。抑えのイグレシアスを補強したことに加え、セットアッパー陣がいい。先発として補強したキンターナ、カッブもそれなりのイニング数をこなすでしょうが、トラウトやレンドンが牽引する強力打線が機能しているのは、リリーフ陣が踏ん張っているからこそですよ。現在、故障者リスト入りしているペーニャが復帰すれば、これまで以上にリリーフの層は厚くなります」
ならば大谷は今年こそプレーオフに出られるのか。
「最終的に大谷次第じゃないでしょうか。シーズンを通して投打とも機能するようなら、90勝に届く可能性もあります。すでに2本塁打をマークしているように打者としては計算が立ちますが、問題は投手です。5回なり6回、先発としての責任投球回数をコンスタントに稼げるかどうか。先発の層が厚くなったとはいえ、好調なリリーフ陣が最後まで維持できる保証はない。大谷にはリリーフ陣の負担を少しでも軽減することが求められます」(友成氏)
念願のプレーオフ進出は自身の働きにかかっているというのだ。