朝乃山に永谷園NG!CM契約解除は序の口、今後は針のムシロ

公開日: 更新日:

 果たして我慢できるかどうか。

 外出禁止期間中にキャバクラに通うなどして6場所出場停止処分を食らった大関朝乃山(27)。さらに永谷園からCM契約を解除されるなど、スポンサーからも「NG」を突き付けられた。

 朝乃山は昨年12月、同社と1年間の契約を結んでいた。永谷園といえば遠藤や高見盛(現東関親方)らがお茶漬けのCMに出演。朝乃山のCMも制作中だったが、お蔵入りとなってしまった。

 それもこれも身から出たサビ。朝乃山を待ち受ける1年間の出場停止処分を考えれば、CM解除はまだ序の口だ。

 重くのしかかるのが外出禁止だろう。昨年7月場所中にキャバクラ遊びをし、3場所出場停止となった阿炎は処分期間中は錣山部屋から一歩も外に出なかったという。当時、阿炎は新婚だったが、不祥事によって部屋に強制移住。新妻と会うことすら許されなかった。

 朝乃山はもともと高砂部屋に住んでいるが、さらに監視の目は厳しくなるはずだ。

「今回の始末を受け、通いだった師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)も部屋に住み込みとなりましたからね。当然、故郷富山への帰省もNGです。帰省は部屋が協会に申請し、許可を得る必要があるが、そもそも高砂親方が許すはずがない。コロナ禍が収まって巡業が復活しても参加できません。唯一、外出できる機会は地方場所への移動だけです。本場所に出場できないからといって東京に置き去りにしたら、稽古もできなければ監視の目もなくなりますからね」と、さらにこのOBは続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド