楽天オコエ「兄貴の逆襲」先制打! 五輪バスケ銀・桃仁花と兄妹の立場“再逆転”?
今までの鬱憤を晴らせるか。楽天のオコエ瑠偉(24)が今季初どころか2019年以来となる一軍出場。13日の西武戦に「7番・右翼」でスタメン出場し、二回に先制タイムリーを放った。
関東一高時代はその俊足で甲子園を沸かせ、15年ドラフト1位で入団したが、その後は鳴かず飛ばず。高級車の購入や奇抜な髪形など、野球以外の素行ばかりが話題になった。
「オコエは褒められればやる気を出すが、怒られるとフテくされる。以前はトレード話が浮上したこともあるが、素行面が問題視され、立ち消えになった」(球界関係者)
今年6月には週刊誌にアゴマスク姿を激写され同行していた女性に「野球はもうやる気がない」とうそぶいていたことも報じられた。
そんな兄貴の凋落ぶりと裏腹に、東京五輪で名を上げたのが妹のオコエ桃仁花(22)だ。女子バスケの代表メンバーに抜擢されると、同競技初の銀メダル獲得に貢献。兄貴とはすっかり立場が逆転し今やオコエといえば桃仁花だ。
当然、兄貴としてはこのままでは終われない。エキシビションマッチでは5試合で打率3割を打ち、一軍切符をゲット。
「オコエといえばオレ!」と胸を張れる活躍ができるようなら、楽天のV争いの起爆剤になる。