東京マラソン男子キプチョゲ圧巻V 世界記録3000万円逃すも“賞金の数倍”の招待料がっぽり

公開日: 更新日:

 国内の主要マラソン昭和の時代から、大会を盛り上げるため、毎年海外の有名選手を招待してきた。中には、高額な招待料をもらって真剣に走らないランナーもいたという。

「例えば、今大会の前身である東京国際マラソンでは、1986年大会に呼んだ84年ロス五輪金のカルロス・ロペス(ポルトガル)が約10キロで途中棄権。体つきを見れば、大会前から調整不足は明らかだった。この時ロペスは当時の日本円で1800万円の招待料をもらっていた。キプチョゲの真剣な走りを見て、ロペスの一件を思い出した」(元陸連副会長の帖佐寛章氏)

 それにしても、公にマラソンで金儲けができるようになった今、日本勢も目の色を変えて欲しいものだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド