松山英樹「ザ・プレーヤーズ選手権」棄権は賢明な選択 痛みが長引けばマスターズも含め長期休養を
米ツアーのトッププロもみんなケガからスイングを壊して、スランプに陥るケースが多い。松山も本当に悪かったら、連覇の期待がかかるマスターズも含めて1カ月ぐらい休養に充てるべきです。
これから先も続く競技人生のことを考えたら、マスターズに強行出場して体を壊したら元も子もありません。すでにマスターズ勝利で5年シードがあり、焦る必要もありません。今はじっくり痛みを取り除くことに専念すべきでしょう。
■笹生は爆発力が魅力
「ホンダLPGAタイランド」では笹生優花が最終日にコースレコード62をマークしました。ツアーで戦うには安定感も大事ですが、体調もスイングもよく、勢いが止まらないバーディー量産の爆発力は魅力です。パットさえ噛み合えば、どこまでもスコアを伸ばす力が笹生にはあり、次戦予定のメジャー「シェブロン選手権」に向けて非常にいい流れをつくっています。
渋野日向子は4日間20アンダーまで伸ばして8位。トップ10入りを決めました。今季初戦の「HSBC女子選手権」は早く結果を出したいという焦りがあった。まだまだショットやパットに課題は残りますが、試合の中でスコアを出せるようになり、一つずつ解消していけばいいでしょう。