無念の欠場…横綱・照ノ富士を苦しめる「変形性膝関節症」って?スポーツ障害の医師が解説

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 気になるのが今後だ。照ノ富士はかつて、「膝はこれ以上良くはならない。ケガとは付き合っていくしかない」と話していたが……。

「変形性膝関節症は急に治ることもなければ、逆に急激な悪化もない。本人の言うように、うまく付き合うしかありません。自重が膝にかかる四股が難しいならば、マシンを使い、座った状態で膝に負荷をかけるトレーニングもある。あるいは筋肉をつけながら脂肪を落とす『除脂肪体重』を意識するのも効果的です。体重増でも、膝を支える筋肉が増える分には問題ありませんからね」(前出の若月院長)

 来場所には再び強い横綱の姿が見たいものだ。

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