お家芸「競泳」世代交代“失敗”で氷河期突入危機…瀬戸200M個人メ「銅」で日本勢2個目

公開日: 更新日:

 競泳日本代表が現在開催中の世界選手権(ブダペスト)で苦戦している。

 日本時間23日の男子200メートル個人メドレー決勝で前回王者の瀬戸大也(28)が1分56秒22で銅メダルを獲得。今季自己最速タイムをマークしたが、自己ベスト(1分55秒55)には及ばず、4位で2017年大会王者のチェース・カリッシュ(28=米国)を0.2秒上回り表彰台に上がった。

 昨夏の東京五輪銀メダリスト本多灯(20)の200メートルバタフライで銅(1分53秒61)に続き、日本勢2個目のメダルとなったが、今大会では五輪代表メンバーが軒並み精彩を欠いている。

 女子のエースで、東京五輪2冠の大橋悠依(26)は200メートル個人メドレーで準決勝敗退。200メートル自由形日本記録保持者の松元克央(25)は100メートル自由形は予選敗退、200メートル自由形も準決勝で姿を消した。瀬戸は得意種目の400メートル個人メドレーで6位に終わり、女子平泳ぎ100メートルの日本記録保持者、青木玲緒樹(27)も5位と惨敗だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド