大谷翔平の移籍先に「メッツ最有力」と米報道 屈指の資産家オーナーが付ける破格の値段

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「プロスポーツ史上最高クラスの巨額を得る」の予想まで

 コーエン・オーナーはメッツ買収後、データ分析部門の強化に着手。自身が運営するヘッジファンド「ポイント72アセット・マネジメント」のデータ分析の専門家を球団に送り込み、アナリストを従来の8人から35人に増員した。

 データの分析は多角的に行われており、スカウティングにも生かされている。昨オフ、37歳のシャーザーに提示した175億円はアナリストによってはじき出された金額だという。

 大谷がFAになる来オフは29歳。フィジカルへの負担が大きい二刀流のリスクを予想するのは難しいとはいえ、メッツのアナリストはリスクヘッジ(危機回避)の専門家だ。将来的な故障などを予測したリスクを最小限で回避できると判断すれば、コーエン・オーナーは獲得にゴーサインを出すだろう。

 スポーツ専門ラジオ局WFAN(電子版)は24日、「メッツは大谷を獲得できるだけの資金力を有している。彼はプロスポーツ史上最高クラスの巨額を得るだろう」と予想した。

 北米プロスポーツ史上最高額はプロフットボールNFLチーフスのQBパトリック・マホームズの10年総額5億300万ドル(約677億円)。来オフには大谷が史上最高額を塗り替えるかもしれない。

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